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アトピー性皮膚炎

今回からアトピー性皮膚炎に対しての食べ物の話を数回に分けて書いていきます。
アトピー性皮膚炎は、例えて言うなら「燃え盛っている火の固まり」です
火の勢いがとても強く、皮膚は焼けただれた状態です。その上、火の粉が飛んで火事が燃え広がっていきます。最初は小さかったアトピーのかゆみが全身に広がっていきます。
とにかく、この火を消さなくてはなりません。では、どうすればいいのでしょうか?これは、ごくシンプルなこと。まず、燃える材料をそれ以上与えないことです。燃料がなければ、火はそれ以上には燃え広がらずに、やがて消えていきます。
アトピー性皮膚炎での火事の燃料とは、ズバリ、間違った食べ物のことです。間違った日々の食事が燃料となり、炎症をひどくし皮膚表面にかゆみの元が噴き出してきます。かきむしればさらに炎症が起こり、火事が燃え広がるようにかゆみが増していきます。食事内容を変えない限り、かゆみは噴き出し続け、火はいつまでも燃え盛ってしまうのです。
アトピーを改善するには、まずは燃える材料、皮膚を壊す材料を補充しないこと
アトピーのかゆみの元の燃料とは、実は、多くの植物油含まれるリノール酸や牛・豚・鶏肉に含まれるアラキドン酸と、消化しきれないほど食べ過ぎた動物性夕ンパク質。それが皮膚表面に噴き出すことがかゆみの元になります。その元を断てば、かゆみは劇的に解消します。何よりまず、アトピーの燃料にならない食事に変えることが最優先なのです。

 

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薬剤師 小西裕紀子