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コロナ後増えている帯状疱疹やヘルペス

ご相談が増えている帯状疱疹やヘルペス

「ヘルペス」は、「ヘルペスウイルス」というウイルスが皮膚や粘膜に感染して、水ぶくれができる病気のことです。これだけ聞くと、なんだか少し怖い気もしますが、実はヘルペスウイルスはごく一般的なウイルスです。くちびるのまわりに水ぶくれができる口唇ヘルペスの場合、2012年には、世界人口の67%がウイルスに感染していたというデータ もあるほどです。しかし、そのほとんどは症状がなく、大半が感染していることに気付いていません。

 

ヘルペスウイルスは、感染すると症状が治った後も人の細胞の中にじっと隠れていて、普段は症状が出てこないのが特徴です。ところが風邪や疲れなどで体の抵抗力が落ちると、突然出てきて暴れ出してしまいます。例えば「帯状疱疹」は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが長い間体内に隠れていた後、突然暴れだしてしまう病気です。
ただ、一口に「ヘルペス」といっても症状はいろいろあります。ヘルペスウイルスはいくつかの種類があり、それによって引き起こされる病気も違ってきます

主なヘルペスウイルスと病気

  • 水痘・帯状疱疹ウイルス
    水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹
  • 単純ヘルペスウイルス1
    口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルペス性角膜炎、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス、ヘルペス性脳炎など
  • 単純ヘルペスウイルス2
    性器ヘルペス、臀部ヘルペス、ヘルペス性髄膜炎

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ヘルペスの気になる症状:帯状疱疹

「帯状疱疹」は文字通り、お腹から背中にかけて帯状に水ぶくれが現れる病気です。一般的には体の左右どちらか一方に出ますが、病気などで免疫力が低下しているときには帯状のものに加えて水ぼうそうのような水ぶくれが全身に出る場合があります。さらにウイルスは神経を通って皮膚に出てくるため、激しい痛みを伴うことが多いのも特徴のひとつ。
はじめの症状はチクチクした痛み。数日するとその部分が赤くなって、水ぶくれができてきます。体のどこにでも症状は出ますが、胸から背中にかけてが一番多く、顔や手足、お腹やおしりの下などにも現れることもあります。
痛みが始まってから、かさぶたになって治るまで約3週間~1ヵ月くらいかかり、重症になるとそれ以上かかることもあります。痛みも皮膚の症状が取れる頃に消えることが多いようです。しかし、帯状疱疹になる原因が免疫の低下によりますので、免疫力が回復していないと抗ウイルス薬の飲み薬や塗り薬で表面は治っても、皮膚の下の痛みがなかなか取れないこともしばしばあります。

 

 

ヘルペスの気になる症状:口唇ヘルペス

「口唇ヘルペス」という名前は知らなくても、風邪で体調を崩したときや疲れがたまったときなどに、くちびるの辺りにできる水泡ができた経験のある方はおられると思います。「風邪の華」や「熱の華」ともよばれるこの症状が、実は「口唇ヘルペス」であったという事もあります。

日本人の10人に1人が経験したことがあるといわれるほど一般的な病気です。
はじめ、くちびるや口の周りが赤くなり、数日後小さな水ぶくれができます。ムズムズとしたかゆみや、皮膚のほてり、ピリピリとした痛みを感じることもあります。大抵、水ぶくれは2週間くらいでかさぶたとなって治ることが多いようです。

ヘルペスの気になる症状:性器ヘルペス

性器やお尻の周辺の皮膚に赤いブツブツや水ぶくれ、ただれができる病気です。通常、性交渉などで感染してから2日~12日で発症します。はじめてかかったときには強い痛みや発熱をともなう場合がありますが、再発の場合は小さな水ぶくれやただれができるだけの、軽い症状ですむことが多いようです。また、感染しても症状の出ない人や症状に気づいていない人もいるため、自分では気づかないまま人にうつしてしまうこともあります

 

再発しやすい病気

帯状疱疹は、再発することは少ないですが、免疫力を低下させると、身体の他の部分で再発することがあります。それに比べ、口唇ヘルペス・性器ヘルペスの厄介なところは、なんといっても再発しやすいこと。治ったと思っても、ウイルスは神経細胞のなかにひっそりと隠れていて、再び暴れだす機会をじっと待っています。再発を防ぐためには、日ごろから適度な運動・食事を心掛け、十分な睡眠をとり、疲れ・ストレスをためないようにしてウイルスに負けない体をつくることが必要です。

ヘルペス・帯状疱疹を早く治すには免疫力を上げていく万寿霊茸・茸嘉やウイルスの排泄を助けるものを飲むようにしていく事が大切です。

繰り返すヘルペス・帯状疱疹のご相談は、

漢方食養生のコニシ薬局にお任せ下さい。

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大阪府四條畷市米崎町17-38

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薬剤師 小西裕紀子