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眼の弱い人はこんな注意を!

眼は常に私達に情報を与え、楽しい刺激をもたらし、心を豊かにしてくれています。そのため常に光の刺激(光酸化)にさらされているのです。

春から夏にかけて紫外線量が増えるため眼には大きな負担となります。そして一年を通じて負担をかけているのがブルーライトです。

ブルーライトとは

ブルーライトとは自然光でも人口光でもすべての光源で発せられている波長が長く高エネルギーで眼に光酸化を引き起こす危険なものです。

そんなブルーライトを常に浴びながらも、私たちが支障なく眼を使ってこられているのは、そのブルーライトから守る成分を目の細胞に溜めているからです。

下記の図のように私たちの眼球にはルテインが存在しています。そのルテインがブルーライトのダメージから目を守っています。

 

 

 

ルテインは人の体内では合成されない物質なので、常に食品から取り入れていく必要があります。私達は野菜や果物に含まれているルテインで眼を守っているのです。

 

なぜルテインが注目され、必要とされているのか

老眼が早く起こる人、いくつになっても目の状態がいい人など目の傷み具合には個人差があります。その要因がどこからくるのか長い間わかりませんでした。

その疑問が解決されてきたのは網膜の黄斑部に存在するルテインという物質が見つかってからです。ルテインは体の中に存在する色素(カルテノイド)の一種です。ルテインは1990年に初めて研究発表されてから、急速に研究が進み、様様な体の部位に存在し、身体の働きを助けていることが分かってきました。眼の他、肝臓・肺・脳・乳房・子宮頚部・皮膚・大腸など様々な臓器に蓄積されています。

 

ルテインの眼での働きは「光そのものを遮るフィルター機能」「抗酸化機能」ですので、加齢黄斑変性の予防や白内障の予防をしていきます。

 

ルテインはホウレンソウ、小松菜、ケールなど緑黄色野菜に多く含まれています。卵の黄身の色もルテインが含まれていると言われています。そのほか、果物にもルテインは含まれています。

 

食品で摂るなら、野菜や果物をたくさん食べるようにしましょう。

年齢とともに栄養素の吸収も悪くなりますし、パソコンやスマホを頻繁に見る方はルテインを消費する頻度が上がっていますので、サプリメントのルテインを補充する必要もあるかもしれません。

 

黄斑変性症・白内障予防・眼の痛みなどのご相談は、

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薬剤師 小西裕紀子