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梅雨の気候を乗り切るためには栄養補給・水分補給 それでもだめなら漢方があります

急に暑くなって、「だるい!」「頭がぼんやりする!」と訴える方が増えています。
私たちの身体は気温・気圧・湿度などの地球環境に順応し、その中で恒常性を保ち身体を守っています。

恒常性とは自律神経。ホルモン・免疫が協力し合って体の外から受ける環境や内部の変化に関わらず、身体の状態(体温・血糖・血圧など)を一定に保つことを言います。

その働きの一環で外気が暑くなると体温を保つために、熱をどんどん放出しなけれな行けなくなり血管を広げ血流を活発にして、皮膚から熱が逃げやすくします。

身体の中に熱がこもらないようにすることは生命維持において大切な事です。

しかし、気温の変化が激しい時はこの急激な血管の拡張は身体にこたえる方があります。

調整力の弱い人は『血管を広げ急に血圧が下がる』『急に血管内面積が増えて巡りがゆっくりになってしまう』という事が起こります。

それが原因で「だるい」「頭がぼんやりする」という症状が出てくることになります。

ホースで水を撒くときに、口を絞ると水は勢いよく出るようになります。反対にゴムが伸びて口が広がっていると、ダラダラと出てしまうことになります。
それが血管でも同じように起こっているのです。
そんな時に勢いを良くするには出る水の量を増やさないといけません。それを血管内でするには水分補給が大切です。

ただそれは一時的な応急処置なので、血液の質が上がったことにはなりません。
栄養・ミネラルの補給していくことが大切です。
水分補給の中に、松寿仙を入れたり、塩分やレモン水を足すのも良いでしょう。

こんな時期こそ、お食事もしっかり栄養を考えて食べて下さいね。

 

湿度が高いと身体が冷える事になります。

ムシムシとして汗もたくさんかいているのに、湯船に入って身体を触るとヒンヤリしていることはありませんか?

身体が感じるのとは反対に冷えてしまっていることが多いのも梅雨の特徴です。

雨の日には暑いかなと思っても、靴下は少し厚手の物を着け、下半身は冷やさないようにしてください。

食事も真夏の定番となる冷ややっこやそうめんではなく、必ず、温かいお味噌汁や煮物を一品つけるようにしてくださいね。できましたら、お茶はもう少しの間温かい物を飲んで下さい。

 

それでもなかなかだるさが取れない、もう少し元気になって仕事がしたいという方は

漢方薬や自然食品で補えるものがあります。

ご相談ください。

 

梅雨になると憂鬱・雨の日は体調が悪いなどで

お悩みの方のご相談は、漢方食養生のコニシ薬局にお任せ下さい。

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薬剤師 小西裕紀子