３０代・４０代の意欲低下やうつ症状はホルモンの影響が考えられます

男性ホルモンの主な働き

• 男性らしい逞しい身体を作る
• タンパク質を筋肉や内臓に変える
• 内臓脂肪がつくのを抑える
• 皮脂分泌や体毛発育を促進する
• 生殖器官や精子の生成
• 性欲を高める
• 異性を引きつけるフェロモンの発生を促す
• 神経中枢に作用して闘争的、攻撃的、短気な性格にする
• 論理的思考や決断力など男性的思考の形成

 

性ホルモンの変化

　男性ホルモンも女性ホルモンも20代をピークに徐々に減少していきます。女性は閉経を境に急激に減少にそのホルモンの急激な変化で、様々な症状が出ることで更年期障害は女性特有だと思われてきました。

しかし、図の点線のように男性でも、男性ホルモンが急激に減少することがあり、更年期障害の症状に苦しむ人が多くおられます。

男性ホルモン減少の３大原因

❶加齢　（避けられない原因）

　　　20代前半のピークから10年ごとに平均9.2％ずつ低下していきます。

❷ストレス　（最大の要因） 

　　　会社と家庭のダブルのストレスは心休まる場所がなく大きな痛手となります。

　　　男性は女性より繊細で打たれ弱いところがあります。

❸偏った食事や慢性的運動不足など

　　　日々の生活習慣が原因で、体調不良や肥満がホルモンの低下も招き、低下がますます体調を

　　　悪化させる悪循環が作られます。

 

 

男性ホルモン減少によって出てくる症状

＜体に出る症状＞

• 筋肉量、筋力の低下　　　　●疲労感
• ほてり、発汗　　　　　　　●腰やひざなどの痛み
• めまい、耳鳴り　　　　　　●頻尿、尿漏れ
• 性機能低下　　　　　　　●メタボリックシンドローム

＜心に出る症状＞

• やる気が出ない　　　　　●イライラ、不安
• 集中力の低下　　　　　　●記憶力に低下
• 性欲の低下　　　　●不眠　　　　　　●うつ

★　気になる方は是非ご相談くださいね

 

40代になって気力が落ちた、やる気が出ない、

うつうつとすることが多いなどでお悩みの方の

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薬剤師　小西裕紀子